私はパニック障害を発症してから完治(寛解)するまで、2年かかりました。
簡単な道のりではありませんでしたが、この2年間をどういう経緯で、どうやって治していったか。
どうやってパニック障害を経てワーホリに出発したのか。

私がパニック障害を完全克服した経緯をご紹介します
こんにちは、シドニー在住ブロガーのAyaka(@ayaka_minty)です。
私は2年に渡りパニック障害と闘病し、完全克服(寛解)して今は元気モリモリです。
たまにパニック発作が怖くなったり、予期不安になるときもあるけれど(笑)
「ま〜大丈夫でしょ!」と明るく生きています。
今まで私自身が経験した「パニック障害体験記」をブログに記してきました。
私の経験が、少しでも同じ症状で苦しんでいる人の力になれればと思った次第であります!
発症から2年で私はパニック障害を完全に克服しました。今は抗うつ剤などは一切飲んでいません。
2年は長い…と思う方もいるかもしれませんが、パニック障害は治るまで時間がかかる病気なので
私のこの2年という月日も決して長くはないんだろうなと思っています。それくらい、長い間闘病している人も多い病気です。
持病のような感じで、ずっと付き合っていく方も多いと思います。
でも私は、多くの人が私と同じように完全克服してほしいなと思っています。
完治でなくてもいいんです。
不安があって生活に制限がある状況を乗り越えて、例え薬を飲みながらでも普通に生活できる「寛解」を目指してほしいと思います。
正しい薬物療法・認知行動療法・リワークを行うことができれば、パニック障害は克服出来ます!
というわけで私の2年の経緯を時系列で紹介しますね。
パニック障害と闘病した2年間の全行程・時系列ブログ
私がパニック障害を発症してから、克服して社会復帰するまでの全経緯を時系列でブログに書きました!
1から順に読んでいっていただければ、私がどういう方法でパニック障害を克服したか分かっていただけると思います。
興味があるものを是非読んでみてくださいね〜!
1・25歳。アパレル時代にパニック障害を発症した理由


私は25歳の頃、アパレル関係の仕事をしているときに激務に追われ・ パニック発作を起こしました。
予期不安・広場恐怖がひどくなり会社へたどり着けなくなり、休職を経て退職しました。
こんなハッピー野郎である私がパニック障害になってしまった原因や理由を書いています。
2・不整脈を疑い、パニック障害と診断されるまでの経緯


繰り返し起こるパニック発作への恐怖。
予期不安も広場恐怖もあったのにもかかわらず、私は自分に起きている謎の体調不良が「パニック障害」とはわかりませんでした。
そのため最初は不整脈を疑い循環器科にかかります。その時のエピソードを書いています。
3・抗うつ剤への抵抗、精神病院への受診


パニック障害と診断された後、抗うつ剤を処方され「私はうつ病じゃない!」と四苦八苦した当時の気持ちを書きました。
4・克服への第一歩。信頼できるドクターとの出会いと相性の合うお薬


私はパニック障害と闘病した2年間、ずっとお世話になった尊敬できるドクターに出会うことができました。
その女医さんがいなければ今の元気な私はいないかもしれません。
パニック障害闘病には相性のいい信頼できるドクターとマンツーマンで頑張ることが大切です。そんなことを書きました。
5・パニック障害で退職後私がまずやったこと「徹底的に休む」


パニック障害を克服するために、まず大切なことは「ひたすら休むこと」。
でもこれが意外と難しいんです。休むための傷病手当金のことなども書きました。
私もしっかりと徹底して休んだから、2年で完全克服できたのかなと思っています。
6・抑うつが強かったのでまずは有料カウンセリングへ


私がパニック障害を克服するにあたりカウンセリングベースの「認知行動療法」を取り入れることにしたのですが、それを始めるにはまだ抑うつが強すぎたため最初に私は有料カウンセリングに行きました。
そのことについて書いています。
7・パニック障害完全克服で一番頑張ったもの「認知行動療法」


有料カウンセリングである程度気持ちが落ち着き、クリニックで保険診療内での「認知行動療法」を頑張ることに。
私は半年以上、認知行動療法をすることによりパニック障害を完全克服できました。
認知行動療法とはなにか?どうしてパニック障害克服につながるのか?解説しています。
8・社会復帰の前に通ったリワークについて


半年以上頑張った認知行動療法を終了後、社会復帰へのリハビリ「リワーク」に通いました。
リワークとはなんなのか、どうしてリハビリになるのかを書いています。
以上、私がパニック障害克服の全行程です!1〜8までにかかった時間が約2年です。
8で書いたリワークプログラムに3ヶ月通った後、私は短期の派遣社員をして、その後ワーホリに飛び立ちました。
発症したのが25歳、退職をしたのが26歳。
パニック障害と闘病しながら「ワーホリでオーストラリアに行きたい」と夢見て、ワーホリに飛び立てたのが28歳でした。
9・パニック障害を自力で克服するためにやった7つのこと


上に紹介した1〜8の薬物療法・認知行動療法・リワークプログラム以外で「自力で克服するために試したこと」を全部紹介しました。
ウォーキング、ヨガ、瞑想、脱スマホ、アロマテラピー。全部克服する上で大切だったと思うので、ぜひ参考にしてみてください。
パニック障害を乗り越えて念願のワーホリへ!
「パニック障害だけどワーホリに行きたい」
「絶対に治して海外生活をしたい」
この想いがあったからこそ私はパニック障害に本気で向き合って治すために頑張ってこれました。
パニック障害×ワーホリに関してはこちらの記事をごらんください。




その他の参考記事・克服方法
パニック障害の経験がある芸能人


私がパニック障害を乗り越えるにあたり、「パニック障害の芸能人」を見ることで「私にも絶対に乗り越えられるはずだ!」と勇気をもらっていました。パニック障害の芸能人についてまとめたブログになります。
私のパニック障害闘病当時のブログ紹介


実はパニック障害当時の27歳、匿名で「パニック障害闘病ブログ」というものをひっそり書いていました(笑)
今ではなく当時の文面は、やはり苦しんで頑張っていたことも伝わるし、リライトするのももったいない気がしたのでそのまま公開しています。ぜひ見てみてください。
おわりに
以上、私のパニック障害克服体験記ぜんぶご紹介しました!
「私の体験が同じ症状の人にとって役に立てば」と思い、半月に渡り闘病当時のことを思い出しながら書き続けました。
全部が、私のパニック障害克服になくてはならなかったものだと思っています。
今でもよくパニック障害の方から相談を受けますが、必ず良くなる病気なので安心してください。
・カウンセリング
・認知行動療法
・夢や目標を見つけること(私にとってはワーホリ)
・自分でできること(ヨガ・瞑想・散歩・アロマテラピー)
これら全部を合わせて行ったからこそ、私はパニック障害を克服できたんだと思います。
もちろんこの経緯を全力で支えてくれた両親、友達、そして担当してくださったドクター、カウンセラーの方。すべての方に改めて感謝を伝えたいです。
本当にありがとうございました!!
最後に、パニック障害で苦しんでいる方へ。パニック障害の家族や友人を持つ方へ。
パニック発作は誰でも起こりうる脳の誤作動です。
原因は一概には言えませんが、上記の方法を並行して行えば必ず良くなるし、克服できる病気です。
焦らず、ゆっくりご自身のペースで向き合ってみてください。少しでも早く良くなりますように。
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