こんにちは〜!2年に渡りパニック障害と闘病し、完全克服して今は元気モリモリAyaka(@ayaka_mintyです。
そもそもパニック障害って何?という方のために、今回はあたらめてパニック障害という病気と、パニック障害で苦しんだ経験のある芸能人をご紹介します。
パニック障害克服体験をブログに書いています。
一年前に「パニック障害の私でも海外ワーホリに来れた3つの理由!」というブログを書いて以来、
「私も実はパニック障害があります」
「どうやってあやかさんは克服したんですか?」
という問い合わせや連絡が後を絶ちません。
実際にワーホリに来ている友人でもそういった状況の人はいますし、日本で頑張っている友人も「実は…」と打ち明けてくることも多いです。
それくらい、今苦しんでいる人が多い病気なんでしょうね。
そこで、少しでもそうやってお悩みの方の力になれるように、励みになれるように…。
今後もこの「パニック障害」「パニック障害克服体験」についてブログでいろいろと書いていこうと思っています。
私が以前書いたブログはこちら↓↓
そもそもパニック障害とは?
ここで改めて、パニック障害とはなんなのかを共有させてください。Wikipediaによると下記のようになっています。
パニック障害(パニックしょうがい、英語: Panic disorder ; PD)とは、予期しないパニック発作(Panic attacks, PA)が繰り返し起こっており、1か月以上にわたりパニック発作について心配したり、行動を変えているという特徴を持つ不安障害に分類される精神障害である[1]。
出展:Wikipedia
そして、症状についてもわかりやすく記されています。
定型的なパニック障害は、突然生じるパニック発作によって始まる[6]。本能的な危険を察知する扁桃体が活動しすぎて、必要もないのに戦闘体制に入り、呼吸や心拍数を増やしてしまう[6]。続いてその発作が再発するのではないかと恐れる「予期不安」と、それに伴う症状の慢性化が生じる。さらに長期化するにつれて、症状が生じた時に逃れられない場面を回避して、生活範囲を限定する「広場恐怖症」が生じてくる。
出展:Wikipedia
私の症状もこの通り定型的なものでした。
まずパニック発作が突然起こり
↓
今度はそのパニック発作が怖くなり(予期不安)
↓
「ここに行ったらパニック発作がまた起こるんじゃないか」と恐れ同じ場所にいけなくなる(広場恐怖)
という流れ。
「このまま死ぬ」と本気で思ったパニック発作
私が最初にパニック発作が起こったのが当時働いていたオフィスだったので、職場に行くのが恐怖で恐怖で仕方なかったのを覚えています。
通勤するたびに、息が苦しくなったり動悸がしたり、怖くて怖くてオフィスに座っていられなかった。
そして、最初にパニック発作を経験してからあっという間に会社には近づけなくなってしまいました。
「このまま私は死んでしまうんじゃないか」という死への恐怖を感じるのも、パニック発作の特徴だと言われています。
あくまでもパニック発作は「脳の誤作動」です
パニック障害の原因についても、このように記しています。
原因についてはそれぞれ異なるが、当人のそれまでの経験から心理的あるいは身体的に危険だと察知した状態の場合、潜在意識が発作を起こす事で、顕在意識に再認識させるために起こす症状とされる。
従来は精神分析的な葛藤が根本にあると思われてきた。しかし近年、認知行動療法の有効性が明確となり、そうした原因よりも、症状に対する患者の対処が症状が進展していくメカニズムとしては重視されるようになった。
また薬物療法の有効性も確認されており、生物学的因子があるという意見も強くなっている。その要因としては、思い込みや思い違いによる発作であるために投薬では寛解までは可能でも完治する事は不可能な慢性疾患だと言える。
原因についてはまだ完全に解明されていないが、脳内不安神経機構の異常によって起きるものだと考えられている。パニック発作や予期不安、恐怖などもこの脳の機能のあらわれで、そこに何らかの誤作動が生じるために起こっていると考えられている。
出展:Wikipedia
ここでしっかりおさらいをしておきたいのが、パニック障害とはあくまで「思い込み」の発作が繰り返されるというところ。
つまり本来身体は健康であるにもかかわらず、脳が誤作動を起こしているだけということです。
実際身体に病気があるわけではないので、パニック障害という病気のしくみを知り、”自分の考え方や発作への癖を治す”ことが克服への近道だと思います。
自分の身体に悪いものはなく、「勘違い」「思い込み」による発作だと割り切ることができれば、発作への恐怖も和らいでいきます。
というのも、私も実際そうでした。
私はパニック障害を完全に克服したと思っていますが、完治したかと言われると…今でもたまに「パニック発作が起きるかも」と不安になることはあるんです。
ただそれも「あーでもこれは、思い込みだからな〜」と思えるので、そこからひどい発作には至りません。
半年以上、認知行動療法を徹底的にやったのでこういう風に思えるようになったんですね。
パニック障害を経験した芸能人は?
さて、ここでパニック障害を経験した芸能人をご紹介します。
なぜかというと、私がパニック障害闘病真っ只中だったとき
「こんなに有名で人の前に立っている人達も、同じ症状で苦しんでいたんだ…!でもこうやってまた活動しているんだから、私だって治るはずなんだ…!!」
と、パニック障害であった芸能人を見て自分を勇気づけていたからです。
だからあなたもここで改めて、パニック障害を経験した芸能人を一緒におさらいしましょう。
彼らだって乗り越えているんだから、あなたも大丈夫♪
Kinkikidsの堂本剛さん
「Panic disorder」(英語でパニック障害の意味)というタイトルの歌も発表しているので、キンキの堂本剛さんがパニック障害患者であったことは有名ですよね。
私もこの歌を聞いたり、歌詞を読んだりしながらすごい勇気づけられました。
そんな堂本さんはデビュー当時の18歳から5年間もパニック障害と戦っていたそう。
「硝子の少年」で華々しくステージで歌っていた裏で、すさまじいプレッシャーとストレスを抱えていたんでしょうね。
中川家の中川剛さん
私も超超大好きな中川家の中川剛さん。
あんなに底抜けに明るくて面白いギャグを言いながら、パニック障害と戦っていたなんで想像もできないですよね(;´Д`)
一番ひどいとき、剛さんは一切外出ができず、2人のレギュラーは一切なくなり礼二さんのみが活動していた時期もあったそうです。
「とりあえず一年間だけやってアカンかったら芸人の世界をやめよう」と弟・礼二さんが約束し、病気の剛さんを礼二さんが支え続けたそうです。
そして2人は無事に乗り越えM-1で優勝。な、なんてことだ…!!!な、泣ける…(T_T)
シンガーソングライターのYUIさん
映画「タイヨウのうた」で主演を務めてから一躍大スターになったYUIさん。
一時期、世間でのYUIフィーバーはすごかった…!ですよね。
しかし2012年にYUIさんは活動を休止。
その後2014年自身のブログでパニック障害と診断されたと公表し、「焦らずに向き合っていきたい」とコメントしたことも有名ですよね。
でもその後2015年YUIさんは結婚、そしてなんと双子のお子さんを出産しています!
パニック障害でも、妊娠出産だってできる。
YUIさんは私にとっても希望の星みたいな感じでした(笑)
パニック障害を経験している芸能人は多い!
その他有名な方だと、長嶋一茂さん、安西ひろこさん、島田紳助さん、鬼束ちひろさん、Fukaseさん、ユースケ・サンタマリアさん、IKKOさん、岡村隆史さん、星野源さん、etc…
いやーもう私今書きながらびっくりしちゃってるけど…パニック障害で苦しむ人多すぎですね!!(;´Д`)
というわけで、苦しいのはあなただけじゃありません
今回のブログで何を伝えたかったと言うと、これ↑です(笑)
「パニック障害の芸能人」をあげただけで、こーーんなにたくさんいるんですよ。
ということは、一般人にはもう数え切れないくらいいます!!
正直、私の周りで知っているだけでも相当な数います。
それくらい、一般的な症状なんです。
それでもパニック障害について知らない人は本当に知らないし(私も発症前全然わかってなかったw)なかなかカミングアウトしづらいというのは、ありますよね。
「なんで私ばっかりこんな思いをしなきゃいけないの…」
と思ったら、ぜひ同じパニック障害で苦しんだ芸能人を思い出してみてください。
みんな元気になり復帰して、活躍している方ばかりですよね?
パニック障害で苦しいのは、あなただけじゃありません。
パニック障害は時間をかけて向き合えば必ず良くなっていきます。
まずはパニック障害について知って、上手にパニック障害と付き合っていきましょうね。
私が2年かけてパニック障害を克服した全経緯はこちら
私自身も、かなり苦しみながら2年かけてパニック障害と闘病してきました。
完全克服までの道のりは、薬物療法・認知行動療法・自然療法・リワークデイケアと簡単ではありませんでしたが、確実に最短ルートで克服してきたと思います。
今パニック障害の症状に苦しんでいる方の参考になれば幸いです。
パニック障害の書籍を読もう
私がパニック障害を克服する上で一番最初にやったのが「パニック障害関連の書籍を読み漁る」ことでした。
図書館で借りたり、アマゾンで買ったり、古本屋で買ったりして合計10冊以上は読みました(笑)
ネットで色んな情報が飛び交う中、書籍は専門家が書いている有益な情報。
そしてなにより、わかりやすい!
「あ、私はこうだからこうなんだ」と本を読んで自分の症状に納得しかなり安心感を得ましたし、何より治すにあたっての経緯ややれることもほとんど本に書いてあったので本当にたくさん読んでよかったです。
パニック障害でどうしたらいいかわからないとお悩みの方は、まずは書籍を読んでみましょう。
そしてご家族やパートナーにも読んでもらうこと。
そうすると一緒に乗り越えていきやすいんですよ(*´∀`*)
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