パニック障害の28歳女子でも海外ワーホリに来れた3つの理由!

こんにちは、2年の闘病を経てパニック障害を完全克服したAyaka(@ayaka_minty)です♪ 今日はずっと書きたかったこの話題。「パニック障害の私でもオーストラリアワーホリに来れました」というお話です。私がパニック障害でもワーホリに出発できた3つの理由をご紹介します。

目次

私はパニック障害でした。

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そう、実は私パニック障害でした。そもそも「ワーホリに行きたい」と思ったきっかけもパニック障害になったことからでした。

”パニック障害を克服してワーホリに行きたい”
”パニック障害でも海外旅行に行きたい”
”パニック障害でも語学留学したい”

と思い苦しんでいる人たちへ。私がそうだったからこそ、少しでも私の体験談が参考になれば…と思います。

結論から言うと、私はパニック障害を完全に克服しました。

オーストラリアに来る直前までは薬も飲んでいましたが、今現在は一粒も飲んでいません。

パニック障害患者によく見られる「不安」「不眠」「抑うつ」もほぼありません。

そりゃあ人間なので落ち込むときは落ち込みますし、不安になることもあります。

しかし、「ああでも私は不安障害的な要素があるから仕方ないか〜」と軽く思えるようになりました。

いわゆる病的な”うつ状態”とは完全におさらばすることができました!

正直一番ひどいときは抗不安薬や抗うつ剤などかなり大量に飲んで薬漬けでしたし、毎日嗚咽が出るほど泣いて親に超心配されたり、まさに地獄のような日々を送っていました。

まさか今こうして毎日元気にオーストラリアで日々を送れることなど当時は想像もできませんでしたから。

オーストラリアに薬はたくさん持ってきましたが、びっくりするほど一粒も飲んでいません!

2年前の自分を想像したら、これってすごいことだな〜と自分でも嬉しくなります。

今回は、実際に私がパニック障害を克服しながらもワーホリに来れた3つの理由は…こちらです!

パニック障害を克服して私がワーホリに来れた3つの理由

1. ワーホリに行くことを目標に病気と向き合った

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私は東京でファッションPRの仕事をしている際、急にパニック障害になってしまいました。

毎日急激に教われるパニック発作と、予期不安により電車にも乗れなくなり、会社にたどりつけなくなり…休職したものの改善は見られず、結局退職するに至りました。

大好きだった仕事と夢を失ってしまい、人生の目標を見失い重度のうつ状態になってしまいました。

「頑張りすぎ」が原因?当時25歳だった私がパニック障害を発症したきっかけと状況

そんな中知ったのが「ワーキングホリデー」でした。もうキャリアも全て捨てたし、夢も目標もなくなった。

だったらいっそのこと、若い時に行けなかった海外留学にチャレンジしたい!! と思ったのがきっかけでした。

しかし、当時は「ワーホリに行きたい!」という気持ちはあっても、心はうつ状態だし薬漬けだし厳しいのが現実でした。

処方される抗うつ剤を飲んでいるうちは海外に長期で行くのは厳しく、先生にも親にも「治ったら行けるから、頑張ろう」と止められるだけでした。

しかし「ワーホリに行きたい」という目標ができてから、「まずはそのために病気を治そう」と思うことができました。

薬だけじゃ治らない、自力で治すんだ! と自分を奮い立たせることができました。

パニック障害もうつ病も”前向きな心”を持つことができれば必ず改善していきます。

ネガティブな志向も、死にたくなるのも、予期不安も広場恐怖も全部”病気だから”です。だからこそ、治れば前に進めます! そして、ちゃんと治ります!

私がワーホリに行きたいと思ってからパニック障害と闘病して、ほぼ良好な状態になるまで1年かかりました。

【パニック障害体験ブログ総まとめ】克服までの2年間の全行程をご紹介

でも、そのおかげで今は完全に寛解していますし、闘病時に色々見つめ直した時間も私にとってなくてはならない時間でした。

もしあなたもパニック障害やうつ病を抱えてて、「ワーホリや留学に行きたい」と思うならまずは治すことに専念してみてください ね(*^^*)

2. 「パニック障害だってなんでもできる」と気持ちを入れ替えた

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パニック障害はやっかいな病気で、重症だと家から一歩も出られなくなります。

私も一時期そういうこともありましたし、「家からも出られない、電車にも乗れない、私は何もできない人間だ…」とネガティブの渦に呑まれ死にそうだったときもあります。

でも、それは時期的な問題です。

先生の言うとおり薬を飲み始めてからは少しずつ外出もできるようになりましたし、「発作が起きても薬があるから大丈夫、発作が起きても死なない」 と思えるようになってからは少しずついろんなことができるようになりました。

私の場合は完全克服しましたが、持病のようにずっとパニック障害と付き合っている人も多く知っています。

だからこそ、パニック障害を言い訳になにもしないのではなく、「パニック障害だってなんでもできる」と気持ちを入れ替えました。

私もオーストラリアに来てみて改めて思いますが、パニック障害だからといって全てを諦めるのはあまりにももったいない です。

パニック障害だって、病気のことを理解すれば国内旅行も国外旅行もできます。だって私もできましたから(*^^*)

3. 行ってからの再発を覚悟した(とりあえず来てみた)

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パニック障害…良くなってくるとこわくなるのが”再発”ですよね。
これに関しても私はいい意味で諦めました(笑)だって、再発しやすいのがこの病気だし、しょうがない!

とりあえず行きたいから、行ってみよう! そんな勢いでとりあえず来てみました。

そしたらどうでしょう、来てみても全然再発しません。これは多分、開き直って再発を覚悟したから だと思います。

「再発したらどうしよう、こわい…」と思っている段階では、まだまだ心が病気に負けてしまっている証拠 です。

これからワーホリに挑戦したい、と思っている方に自信を持ってお伝えしたいのですが外人も人間です。

パニック障害は世界中である病気です。

パニック障害は英語でpanic desorder、パニック発作はpanic attackです。
海外でもこう言えば、必ず誰かが助けてくれます。

パニック障害患者は飛行機が苦手なこともあり、客室乗務員・キャビンアテンダントは全員もれなくパニック障害の症状を知っています。

もし飛行機がどうしても不安な場合は、飛び立つ前にスチュワーデスに「私パニック障害なんです」と一言いっておけば、何か起きた時に必ず助けてくれます。

だから、大丈夫!!!!

私も飛行機に乗る際は念のためセニラン(抗不安薬)を持っていきましたが、「多分、大丈夫」と思えたので飲まずに無事に乗れました。そして無事にオーストラリアにつきました。

幸いパニック発作はオーストラリアに来てから一度も起きていませんが、例えば先日風邪を引いたとき。

イタリア人と韓国人のシェアメイトが薬をくれたりお茶を入れてくれたり色々助けてくれましたし、改めて「外人も人間、困ったときは助け合いだな」って思えました。

だから、大丈夫!!!!!(笑)

パニック障害を乗り越えて、ワーホリに来て本当に良かった

「なんでワーホリに来たの?」とこっちで出会った人とそういう話題になることも多いです。

そしたら私は「東京で働いてたら、パニック障害になっちゃってさ〜」と説明したりしています(笑)

みんな、「えー信じられない! そんな風に見えない!」と言われ、そう言われるくらい私も元気モリモリになれたんだな、と嬉しくなります(笑)

毎日オーストラリアの自然に囲まれながら、外人と英語で会話しながら、「あ〜ワーホリ来て本当に良かったな〜諦めないで正解だったな〜」と実感しています。

ワーホリに来た方が元気になれるんじゃない?(笑)

これは私の持論ですが、パニック障害でも海外に来たいなら、来た方が元気になれるんじゃない? と思います。だって、ワクワクしてたら幸せホルモン”セロトニン”が自然と体内で生成されます。

この”セロトニン”は抗うつ剤の主な成分です。そう、つまり。

ワクワクしてれば薬いらず なんです!

こんなショボショボな私でもパニック障害を乗り越えることができました。

だからあなたも絶対大丈夫!

まずは病気と向き合って、治すために頑張って。そこから、是非海外に飛び出してくださいね!

安心してください。パニック障害は死にません。

生きれる! なんでもできる! 最高! いえ〜い\(^o^)/

このブログが、少しでも病気に苦しんでいる人の励みになれば、幸いです♡

何か質問等あれば、お気軽にお問い合わせくださいね。

ではでは、また♪

Have a lovely life♥♡

2年のパニック障害闘病を経て。28歳だった私がワーホリにきたきっかけと経緯

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