こんにちは、シドニー在住ブロガーのAyaka(@ayaka_minty)です。
東京生まれ東京育ちの私が「湘南・茅ヶ崎」「オーストラリア」と2つの場所に移住した経緯。
今回は、石垣島一人旅を経て「湘南・葉山」に住んでみたことについて書いていきます。
「沖縄に移住したい」と強く思うようになった私は…
このお話は前回のブログ日本最南端の離島「波照間島」で見た満天の星空が教えてくれたこと【世界は広い】の続きです。まだの人はこちらから読んでくださいね。
石垣島に行き、そして竹富島や波照間島など八重山諸島を巡り、「沖縄に移住したい」という思いが大きくなりました。
東京生まれ東京育ちにもかかわらず、なぜか「島旅」が大好きな私は沖縄本島にも何度か訪れたことがありました。
そのたびに
同じ日本なのに沖縄は東京とは全然違う世界みたい。
海はきれいだし、人もあたたかいし、沖縄に移住したい!
でも私は、東京に仕事があるから無理か〜
なんて思っていました。
しかしパニック障害を発症した頃から、
「東京には本当に疲れた。電車と人混みのない世界で生きてみたい…沖縄なんか理想だなあ。」とずっと思っていたのです。
そして今回の石垣島の旅で沖縄の離島に恋をした私は
もういっそのこと石垣島に移住したい!
とまで思いました。
ゲストハウスのオーナーから出た「葉山」という土地
私は石垣島で泊まっていたゲストハウスのオーナーに、
「出来ることなら石垣島に移住したい。とにかく海の近くに引っ越したい」とぼそっと言いました。
そこでオーナーがこう言ったのです。
でも、やっぱり大変だよ島暮らしは。不便だし、それがいいところでもあるんだけどね。
石垣島は、焦らなくてもおばあちゃんになってからでも来れるよ。
もし実家が東京なら、都会からも出やすい「葉山」とかはどう?
私達も前に住んでいて、夏の時期は海の家でヨガレッスンとかもあってすごい素敵なんだよ〜あやかちゃんは絶対好きだと思う!!
「葉山」…!?
そうですね、いいかもしれない。東京に帰ったら、葉山に行ってみます!!
オーナーのアドバイスは、間違いないと思いました。確かに離島はおばあちゃんになってからでも来れる。
というのも当時まだパニック障害の薬を飲んでいたため、月に2回は通院をしながらの生活でした。
となるとせっかく見つけた病院を変えるのも嫌だし、実家から遠いのは大変。
それをふまえると、やはり沖縄や石垣島への移住はあまりにも現実的ではなかったのです。
でも!
湘南エリアだったら月に2回の通院も続けながら「海の近くに住む」が叶えられる…!いいかもしれない!!と思ったんです。
よし、葉山へ行こう!!
毎回思うけど、出会いと縁と勢いに常に身を任せていますww
湘南・葉山のシェアハウスに1ヶ月住んでみることに
早速石垣島から東京の実家に帰った私は母親に「私、葉山に住んでみたいの」と言いました。
母は、北向きの実家の部屋にただ引きこもっているよりも
海が見える部屋に住んだほうが私の体調にとっても良いだろうと思ったようで、すぐに承諾してくれました。
何より重度のうつ状態だった私が、石垣島から帰ってから笑顔が増えたことに母も驚いたようなんです。
「海の力は、すごいわね〜。
あんた東京にいるときより、元気になってるじゃないの!
あんた多分もう都会は向いてないのよ。(笑)
海の近くであんたらしく生きていきなさい〜」
と、送り出してもらいました。(笑)
そこで早速私は湘南・葉山にあるシェアハウスを見つけ、とりあえず1ヶ月間だけ申し込むことにしました。
もし1ヶ月だけ住んで体調が悪くなったり、合わなかったら実家に戻ってこようと思ったのです。
まあ、結果として私は東京の実家には戻らないままオーストラリアに旅立つことになるのですが…(笑)
葉山のオーシャンビューの部屋で1ヶ月間の「人生の休憩」
葉山という町は御用邸もある、湘南の中でも静かなリゾート地です。
ビーチにも大人やファミリーが多く、由比ヶ浜や逗子のようなワイワイした雰囲気ではありません。
当時、かなり回復し始めていた私でしたが、それでもまだまだ人混みは怖かったので
このゆったりとしたときが流れる葉山で「人生の休憩」を1ヶ月間過ごした感じでした。
ちょうど住んでいたシェアハウスの部屋からは、葉山の海が壮大に見渡せる立地でした。
葉山の高台の上にあったので少し生活は大変だったのですが、まさに「理想の別荘暮らし」という感じ。
全部で7部屋あるシェアハウスだったのですが、たまたまその時期一緒に暮らしたのは年上の落ち着いた女性一人だけでした。
その女性もなんだかかなりスピリチュアルな方だったのですが(今思うと、引き寄せた出会いだったのかなとは思います♡)
一緒にいてすごく心地よかったので、海が見えるリビングでよく2人で朝ごはんやランチを食べたりしていました。
海を眺めて、ビーチサイドでヨガして、SUPして。
そんな感じで1ヶ月過ごした葉山では、海の家で開催されているヨガレッスンに参加したり
SUPにチャレンジしてみたり、夕日をぼーっと眺めてみたり。
本当に心から色々とデトックスされる日々でした。
「海の力って、本当にすごいなー」
と、毎日感じていました。
パニック障害になって退職に至ったときはショックでいっぱいだったけど。
「海の近くに移住する」なんて、きっと仕事がなくならなかったら考えもしなかったから。
人生、なるようになっているのかもしれない。
私、また1から頑張れる♡
そして早く元気になって、パニック障害の薬を飲むことも卒業して、海外に飛び立ちたい!!
ワーキングホリデーに挑戦したい!!
そう、改めて感じた葉山での暮らしだったのでした。
つづく
次回のブログへつづく
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