基材論◆2.植物性油性基材12種類

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植物油

スイートアーモンド油(Purunus amygdalus)

d0dff1f560868762556d1dc790c0c43c_s バラ科/種子/低温圧搾法/薄黄色/100%ベース可能/半乾性油 【主要脂肪酸】オレイン酸、リノール酸 【主要成分】グルコース、ミネラル、ビタミンA・B、プロテイン、少量のビタミンE よく伸びて扱いやすく、あらゆる肌質に向く油脂。古くから化粧品の材料として広く使われてきた。皮膚に栄養を補給し、浸透性も高く、かゆみや乾燥、炎症を緩和。乾燥肌、敏感肌、老化肌向き。幼児にも使える。

グレープシード油(Vites vinifera)

3f6812e3a43ff08d771b28419dd03347_s ブドウ科/種子/高温圧搾法/黄緑色/100%ベース可能/乾性油 【主要脂肪酸】リノール酸、オレイン酸 【主要成分】ビタミンE 皮膚への浸透性が高く、さらさらとした軽い感触でよく伸びるため、トリートメントに用いられることが多い。刺激性が低いため、乾燥肌や脂性肌にも適している。比較的酸化しやすく、長期保存には向かない。

ウィートジャーム油/小麦胚芽油(Tritiucum vulgare)

c3cb1fe3222cc07adb502b3785cc1756_s イネ科/小麦胚芽/低温圧搾法/琥珀色/10%程他のオイルにブレンド/乾性油 【主要脂肪酸】リノール酸、オレイン酸 【主要成分】ミネラル、プロテイン、レシチン、ビタミンA・B、大量のビタミンE(トコフェロール) 匂いが強く、比較的粘性の高い油脂。栄養価が高く、新陳代謝を高め、皮脂を再生させる作用がある。乾燥肌、老化肌向きで、妊娠線の予防にも適している。

オリーブ油(Olea europaea)

f382c156ea28d10af2618aec34739f16_s モクセイ科/果実/低温圧搾法/緑色/30〜50%程他のオイルにブレンド/不乾性油 【主要脂肪酸】オレイン酸 【主要成分】ミネラル、プロテイン、ビタミンA・D、ビタミンE 比較的酸化しやすい油脂。皮膚への浸透性、保湿効果が高い。圧搾を繰り返す製造過程において、最初の圧搾で抽出されるものはエキストラバージンオイルと呼ばれ、栄養価に富む。主産地は地中海沿岸。原料のオリーブは、平和の象徴とされ、古代エジプト時代から利用されている。スクワレンを含むので、肌になじみやすく、皮膚を柔らかくし、抗炎症作用などもある。乾燥肌、トラブル肌向きで、ヘアケアにも適している。

マカデミアナッツ油(Macadami integrifolis)

6394200c0af3f7832797766f4fe25f69_s ヤマモガシ科/種子/高温圧搾法/薄黄色/100%ベース可能/不乾性油 【主要脂肪酸】オレイン酸、パルミトレイン酸 【主要成分】ビタミンA・B、ビタミンE オーストラリア原産の亜熱帯雨林に自生する植物から抽出される油脂。皮脂に含まれる脂 肪酸であるパルミトレイン酸を含むため、皮膚への浸透性が高く、スキンケアによく用いられる。乾燥肌、老化肌向き。酸化しにくく、保存性が高い。

イブニングプリムローズ油/月見草油(Oenothera biennis)

7a0a4735b70ccade01a4eb543a2d6968_s アカバナ科/種子/高温圧搾法/薄黄色/10%程他のオイルにブレンド/乾性油 【主要脂肪酸】リノール酸、γ−リノレン酸 γ−リノレン酸(GLA)を含むので、ホルモン分泌を調節し、抗炎症、鎮痛、抗アレルギー作用があります。古くから、化粧品などの材料として使われてきました。乾燥肌、老化肌向き。非常に酸化しやすい。

アボカド油(Persea gratissima)

145510518fc6e9b316598ca4b3f2e4e4_s クスノキ科/果肉/高温圧搾法/濃緑色/10〜25%程他のオイルにブレンド/不乾性油 【主要脂肪酸】リノレン酸、オレイン酸 【主要成分】レシチン、プロテイン、ミネラル、ビタミンE 各種ビタミンやミネラルを豊富に含み、美容効果の高い油脂。乾燥肌、老化肌向き。妊娠線の予防にも適している。比較的参加しにくい。  

植物油一覧

基材名原料科名分類抽出部位・抽出方法主な脂肪酸特徴成分酸化特性キーワード
イブニングプリムローズ油
(月見草油)
アカバナ科植物油種子・低温圧搾法リノール酸γ−リノレン酸非常に酸化しやすい淡黄色・化粧品の材料
 グレープシード油ブドウ科植物油種子・圧搾法リノール酸 酸化しやすい

無職〜緑色

・敏感肌、脂性肌に向く
・さらさらとした軽い感触
 ウィートジャーム油
(小麦胚芽油)
イネ科植物油小麦胚芽・高温圧搾法 リノール酸ビタミンE
(トコフェロール)
やや酸化しやすい 琥珀色・他のオイルと混ぜて使用
・粘性強い
セサミ油
(ごま油) 
ゴマ科植物油種子・低温圧搾法リノール酸
オレイン酸
セサモリン
セサミン
やや酸化しやすい淡黄色・アーユルヴェーダ
・抗酸化物質
 スイートアーモンド油
(扁桃油)
バラ科植物油種子・低温圧搾法オレイン酸 やや酸化しやすい無色〜淡黄色・あらゆる肌質に
・化粧品材料
 アボカド油
(ワニナシ油)
クスノキ科植物油果肉・低温圧搾法オレイン酸ビタミンA
ミネラル
やや酸化しやすい黄色〜黒緑色・美容効果が高い
・老化肌、乾燥肌に向く
オリーブ油 モクセイ科植物油果実・低温圧搾法オレイン酸 酸化しにくい淡黄色・古代エジプトから使用
・浸透
 カメリア油
(椿油)
ツバキ科植物油種子・低温圧搾法オレイン酸 酸化しにくい淡黄色・日本では昔から使用
・ヘアケア、スキンケア
 マカデミアナッツ油ヤマモガシ科植物油種子・低温圧搾法オレイン酸パルミトレイン酸20%
(皮脂の組成に似ている)
 酸化しにくい 淡黄色

・浸透性が高い
・スキンケア

植物脂、スクワラン一覧

基材名原料科名分類抽出部位主な脂肪酸特徴成分酸化特性キーワード

ココナッツ油
(ヤシ油)

ヤシ科植物脂胚乳・低温圧搾法パルミチン酸
ラウリン酸
飽和脂肪酸約85%酸化しにくい・常温で固体
(融点25度)
・サンオイル、ヘアケア
ホホバ油ツゲ科植物ロウ種子・低温圧搾法ステアリン酸植物ロウ酸化しにくい無色〜黄色

・冬の寒さで固まる
・保湿力が高い

植物性スクワラン
(オリーブスクワラン)
モクセイ科(オリーブ)炭化水素オリーブスクワランに水素を添加高度飽和炭化水素スクワラン飽和炭化水素酸化しにくい無色・さらさらした軽い感触
・浸透しやすい

単価不飽和脂肪酸…オレイン酸、パルミトレイン酸。酸化安定性が高い

多価不飽和脂肪酸

二価…リノール酸。必須脂肪酸。

三価…リノレン酸、α−リノレン酸、γ−リノレン酸。必須脂肪酸。

四価…アラキドン酸。必須脂肪酸。

五価…EPA(エイコサペンタエン酸)。必須ではないけど大事。魚油に多く含まれる。DHAと相補関係。

六価…DHA(ドコサヘキサエン酸)。必須ではないけど大事。魚油に多く含まれる。

リノール酸が主成分のキャリアオイル→イブニングプリムローズ油(月見草油)、グレープシード油、ウィートジャーム油

リノール酸とオレイン酸が主成分のキャリアオイル→セサミ油(ごま油)

オレイン酸が主成分のキャリアオイル→スイートアーモンド油、アボカド油、オリーブ油、カメリア油(椿油)、マカデミアナッツ油

最も酸化しやすいキャリアオイル→イブニングプリムローズ油(月見草油)…γ−リノレン酸が入っているから非常に酸化しやすい。



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