精油学総論◆4.精油の科学〜科学の基礎。原子や分子〜

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精油の科学

到達目標

有機化学の基本、それぞれの精油に含まれる芳香成分の分類と、その特徴を理解することで精油を安全に使用できる。

 

原子と分子

原子:基本のつぶ。存在する元素の最小単位。

元素:科学的に同じ声質をもつ原子から成り立つ物質

分子:単体で存在する元素または化合物の最小単位。

化合物:2つ以上の元素が結びついたもの。=エッセンシャルオイル(精油)

有機化合物:炭素+水素が結合しているもの。=エッセンシャルオイル(精油)

無機化合物:炭素を含まないもの。

精油科学の基本的な用語

炭化水素

炭素原子と水素原子で構成される有機化合物。炭素原子は互いに結合して基本となる炭素骨格を作り、そこに水素原子が結合する。炭素骨格の構造によって、炭素原子が鎖状に結合した鎖状炭化水素と、環状に結合した環状炭化水素とに大別される。

有機化合物

基本構造として炭素原子に水素原子が結合している化合物(炭化水素)。生物の主な構成物質であり、植物の二次代謝産物である精油もすべて有機化合物である。

脂肪族系化合物

炭化水素のうち、鎖状骨格を持つ有機化合物の総称。脂肪酸の炭素骨格が鎖状構造を持つことから、同様の構造を持つ化合物を脂肪族系化合物と呼ぶようになった。

芳香族系化合物

環状構造を持つ不飽和有機化合物。芳香族系化合物の環は一重結合と二重結合が交互に並ぶ構造を持ち、ベンゼン環に代表される。芳香性のある化合物が多いため、芳香族と呼ばれる。

テルペン系化合物

複数のイソプレンが結合して構成される有機化合物の総称。精油中にも多く含まれる。テルペノイドとも呼ばれる。

官能基

有機化合物の性質を決める特定の原子または原子団の集まり。有機化合物の科学的属性や性質を決定する役割を持つため、同じ官能基を持つ有機化合物同士は性質が似ていることが多い。官能基は分子の中でもっとも化学反応を起こしやすい部分である。

精油は有機化合物の集まり

  • 炭化水素 C+H
  • 炭化水素の化合物(C+H)+官能基

イソプレン分子

精油に含まれる化学成分の基礎となる分子構造。C5H8と表される。

出展:イソプレン分子はプードル犬

テルペン系化合物はイソプレンの数によって、モノテルペン、セスキテルペン、ジテルペンなどに分類される。

  • イソプレン=C5H8
  • イソプレン×2=C10H16=モノテルペン
  • イソプレン×3=C15H24=セスキテルペン
  • イソプレン×4=C20H32=ジテルペン



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