プリニウスは、古代ローマ時代の博物学者です。
大自然すべての生態に興味を示し、大規模な自然誌の大作『博物誌』を著しました。一体プリニウスはどんな人物だったのでしょうか?
※アロマテラピー検定1級では必須暗記項目です!!
AEAJのアロマテラピー検定ではテオフラストスはとても重要な人物です。必ず暗記しておきましょう。
プリニウス=『博物誌』という2点だけは必ず頭に入れておきましょう。
◆プリニウス(23〜79年)
ガイウス・プリニウス・セクンドゥス(Gaius Plinius Secundus、22 / 23年 –79年8月24日)は古代ローマの博物学者、政治家、軍人。ローマ帝国の海外領土総督を歴任する傍ら、自然界を網羅する百科全書『博物誌』を著した。一般には大プリニウスと呼ばれる。
甥に、文人で政治家のガイウス・プリニウス・カエキリウス・セクンドゥス(小プリニウス)がおり、養子としている。
出展: Wikipedia
リニウスは、ローマ帝国初期にあたる西暦23年にイタリア北部で生まれ、軍人・官吏となってヨーロッパ各地やアフリカに赴任しましたが、そうした経験を通じて見聞を大いに広めました。また、強い知識欲を持ち、余暇には常に休むことなく学問の研究に没頭していたと言われます。
出展: ハーブのミュージアム
プリニウスの『博物誌』とは
『博物誌』(Naturalis Historiæ)は、ローマの大プリニウスが著した書。全37巻。地理学、天文学、動植物や鉱物などあらゆる知識に関して記述している。数多くの先行書を参照しており、必ずしも本人が見聞、検証した事柄だけではない。怪獣、巨人、狼人間などの非科学的な内容も多く含まれ、学問的な体系を完全に成しているわけではない。
古くから知られていたが、特にルネサンス期の15世紀に活版印刷で刊行されて以来、ヨーロッパの知識人たちに愛読され、引用されてきた。科学史・技術史上の貴重な記述を含むほか、芸術作品についての記述は古代ローマ芸術についての資料として美術史上も珍重された。また、幻想文学にも影響を与えた。
出展: Wikipedia
『博物誌』=全37巻の超大作です。
今では生態系がどうやって生きているのか、すでに資料がありますよね。
プリニウスが生きていた古代ローマ時代、生きている全てのものたちが一体なんなのか…。
それが気になって調べたのがプリニウスだったのでしょう。
実在する生物はもちろん、ペガサスやユニコーン、スフィンクスなどの怪物についても記されてある『博物誌』。
その規模には尊敬の念を隠せませんね。
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