オーストラリアでパニック発作になり緊急病棟にかかった体験記【パニック障害】

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先日、パニック発作を起こしてオーストラリアではじめて緊急病棟にかかってきました。
オーストラリアで英語オンリーの緊急病棟はどうだったのか?そして気になるお会計金額も合わせてせっかくなのでブログとして残したいと思います。

家にいたら急に起きたパニック発作

こんにちは〜!シドニー在住ブロガーのAyakaです。
私のブログを読んでくださっている方はご存知かと思いますが…。私はオーストラリアで生活を始める前、約2年パニック障害と闘病していたことがあります。 しかし本当にすっかり良くなっていたので薬も一切必要なくなり、ワーホリ2年間まるまるパニック発作とは無縁な生活を送ってきました。

【合わせて読みたい】2年のパニック障害闘病を経て。28歳だった私がワーホリにきたきっかけと経緯

それなのに、ことは起こりました。笑

家でいつもどおり彼と食事をしていたら…急に!!!

Ayaka(以下A)「やばいかも…私なんかやばいかも」
Jun(パートナー・以下J)「え…なにが?」
A「頭に血が上っていく感じがする…やばい私死ぬのかな」
J「死なないよ大丈夫だよ。(冷静に脈を確認←すげぇw)…でもすごい動悸もしてるね。横になる?」
A「うん…やばいやばいどうしよう私死ぬかも」

説明しよう!ここで私に何がおこったかというと…

私の症状
  • 頭痛と頭に血が上っていく感覚(自分の中で顔は真っ赤なイメージ)
  • 激しい動悸
  • 冷や汗
  • 「このまま死ぬかもしれない」というすさまじい恐怖感

寛解してからは完治したと思っていたし、パニック発作は久しぶりすぎたので「死ぬかもしれない」という感覚が恐怖すぎてかなりパニクりました。
もちろんパニック障害を経験しているので、「おそらくパニック発作だろうな」とは思ったものの、最後に日本で健康診断してから2年以上経っていたし、これは以前も経験したパニック発作なのか、本当にどこか悪いのかわからなかったのでものすごく不安になりました。
もともと生まれつき不整脈を持っていたので「やっぱり不整脈が悪化して心臓病かなにかなのかな」「脳梗塞で死ぬのかもしれない」などかなり不安になりました。まさに”不安発作”ですね。

残念ながら日本から持ってきていた発作用の抗不安薬を飲み、30分ほどたっても頭痛や不安感が収まりませんでした。

J「何かあったら嫌だし、何もなかったら安心できるしとりあえず病院行こう?」

ということで、Jに車で連れられ病院へ行くことに。

日本語病院に教えてもらえたローカルの緊急病棟へ

まずは日本語病棟に電話をし、もう夜だったためその病院では診療ができないと言われてしまいました。代わりに今でも診療可能なローカルの緊急病棟を紹介してもらいその病院へ向かいました。

Jも私もこんなことははじめてだったので本当に大変でした。助手席に座っている私は不安でぐったり。

J「こういうときのために近くにある病院とか、知っておかないといけないね」
A「本当だね…」

そして緊急病棟へ無事に付き、順番が来たから呼ぶから席についてと言われました。

オーストラリアの緊急病棟受診の流れは?

J「今気を失ってもプロのドクター達が助けてくれるからこれでもう安心だ」

と、Jが言う通り本当に病院についた瞬間「死ぬかもしれない」という不安感が一気に抜けたのを覚えています。
私自身も「ここは病院だから、今何があっても大丈夫だ」と思えました。本当に本当に、病院に行くことを選んで良かったです。

緊急病棟の診察の流れ
  1. まずは待合室の椅子に座って待つ
  2. 待合室のナースと軽い問診
  3. ドクターに診てもらうためのお会計
  4. ドクターに呼ばれ診療室へ
  5. 診察・健診
  6. ドクターからの診断書を待合室にて待つ
  7. 診断書をもらう
  8. 帰宅

待合室に座って待っていると、ナースに呼ばれて軽い問診を受けました。
日本語通訳を頼めるか?と聞くと「できない」とのこと。電話にて通訳をお願いするか悩んだものの、Jと私2人で頑張って症状を英語で伝えたら普通にわかってもらえました。

「ドクターに診てもらうからまずは診療代のお会計をしてくださいね」

と言われ、受付でお会計することに。

お会計は診察前に受付で

A「診療前にお会計するんだね!?診療後ももっとかかるのかな!?」
J「合計$1000くらいしたりしてね」

受付のスーパー早口なオージー男性(若め・やる気なさめ)とここでもネイティブの英語に打ちのめされつつ…

「IDは?」と聞かれ、我々はパスポートを忘れたことに気づきました。笑

J「あーやっちゃったね、急いでたからパスポート忘れちゃったね」

しかし、なんとかRSAカードと現地銀行デビットカードで切り抜けました!!笑 そしてさらに現地の健康保険のカードを提出してコピーを取ってもらい無事にお会計終了!

この時点で私達は診療後にもさらに検査代を取られる覚悟をしました。結果的にお会計がいくらだったかはブログの文末でご紹介します。笑

診察で呼ばれるまでは待合室で待機

そしてお会計後はドクターに呼ばれるまで待合室で30分ほど待ちました。この頃になると私のパニックもだいぶ収まっており、90%くらいはパニック発作だったんだろうなと思えていました。

そして私の名前を呼んだのはスーパーイケメンムキムキなドクター!!
オーストラリアのドクターは、緑色の服に身を包んでいます。さすがのオーラでした。笑

J「え、やばいドクターかっこよすぎ!」となぜかJが興奮。笑

ドクターに診療室へ連れられ、「今日はどうしたの?(What brings you here?)」と聞かれ私とJで2人で頑張って症状や状態、今までの病歴などを説明。
驚くほどさっきナースとの問診内容がドクターに伝わっていない!爆

私達が説明したこと
  1. 急に頭に血が上っていく感覚で頭痛がする
  2. 動悸もする
  3. 吐き気もする
  4. 不整脈をもともと持っている
  5. 過去パニック障害があってパニック発作を経験している
  6. 久しぶりなのでこれが身体異常なのかパニック発作なのかわからない

ドクターはこれを聞いて、「胸痛はある?」「視界はきちんとしてる?」「左右のバランスは均等?」などなど様々な質問をしてくれ、目の検査をしたりかっけみたいな検査もありました。

問診・心電図・血液検査

「パニック発作だったら凄くラッキーだけど、もし違う場合は怖いので全部調べましょう」と言ってくれ、血液検査・心電図もしました。ちゃんと全部調べてくれたのでものすごく安心しました。

そしてその後別室で心電図・血液検査をしました。海外ではじめての血液検査そして心電図。
でもほとんど日本と同じでした。(当たり前)

そして

「血液も全く問題ないし、心電図も確かに言う通り不整脈はあるけど問題ないよ。だから今日は帰宅で大丈夫。
もし万が一またひどい頭痛がしたり、同じような事が起こったらすぐここに来て。診断書を書いてくるから、待合室に座って待ってて。」とのこと。

ドクター…かっこいいよ!!きっと私生活ではモテモテなんだろうな。笑

そして私達はもう一度安堵しながら待合室に座りました。
血液も心臓も異常がないと聞けてほんとーに安心しました。パニック発作のおかげでオーストラリアで健康診断できた。笑

結果が聞けてほっとした瞬間

とりあえずパニック発作とわかってお互いホッとしてたので、待合室では割と楽しく過ごせました。

病院の自販機のフラットホワイトは衝撃のまずさでした

J「よかったね大丈夫そうだね。そりゃそうだよあやちゃんは健康だよ。」
A「あー本当によかった。でもいい経験になったね。」
J「不謹慎かもしれないけど…俺またあやちゃんのブログのネタができたなって思ってた…」
A「私もそう思ってた…これは絶対に書く。笑」
J「これはいいネタだね。俺、病院の隅々まで写真撮っといたよ。(←すげぇ)コーヒーの自販機あるけど飲んでみる?」
A「うん!」
J(自販機の写真も撮りつつフラットホワイトをゲット)

J「はい。どうなんだろうねこのコーヒー…。」
A「(ごくごく)なにこれ…まず!衝撃!」
J「(ごくごく)うげ…!まず!すごいなこれ全然美味しくない!」

そしてドクターが診断書を持ってきたのは約1時間後。…なげえ!笑
さらに診断書を読んだら誤字脱字の嵐…さすがオーストラリア!笑

そして私がパニックになっている間にも冷静に病院に連れてきてくれた上
ブログ用に病院の写真まで撮ってくれていたJがすげえ! 我がパートナーながら、素晴らしい冷静さよ。笑
おかげでこうして体験ブログも写真付きで書けてます。ありがとよ…
トラブルを乗り越えると愛が深まるっていうのは本当かもしれません。笑

こうして私の緊急病棟での診療が無事終了しました。
最後にもう一度ドクターが「また体調が悪かったら来てくださいね」と言ってくれたので心から安心しました。

オーストラリア緊急病棟のお会計金額は?

ドクターの診療を受けた後受付に「更に追加料金あるの?」と聞いたらないとのこと。
つまり、診療前に払ったお金だけで済みました。

ずばりその金額は…$286です!!

緊急病棟だったし、物価の高いオーストラリアだったし、しょぼい保険しか持ってなかったので
正直$1000は覚悟してたので少しホッとしました。

結果的に健康診断もできたし、パニック発作とわかったし、心から安心して帰宅できたので本当に病院にかかってよかったです。

OSHCでカバーはできた?

みんなが気になる「学生保険だとどのくらいカバーされるのか?」についてですが→全額ではないですがカバーできました!!いくら戻ってきたか、どうやってClaim(返金作業)をしたかは、別ブログでまた書いていきますね。

パニック発作とは

パニック発作は、脳の危険反応ホルモン”ノルアドレナリン神経”の暴走によるものだと言われていて、誰しもが経験するものだそうです。
日本人だと堂本剛さんや中川家さんなどが闘病していたことで有名ですよね。

【合わせて読みたい】堂本剛も中川家も。「パニック障害」を経験した芸能人をおさらいして勇気をもらおう

このパニック発作を「疲れてるのかな」と軽く終わる人もいれば「また起こるかもしれない…パニック発作が怖い…」と不安になってしまう人もいるのです。
おわかりの通り、後者がいわゆる「パニック障害」です。身体は健康なのに、パニック発作を恐れて外出などが困難になってしまうことです。

私自身日本で働いている際はじめてパニック発作が起こったとき、また怒るかもしれないと非常に怖くなり
あれよあれよとパニック障害になりました。

が、今回の場合は結果を聞いて
「な〜んだパニック発作か。私のノルアドレナリンがまた暴走してしまったのね。でも身体が健康なら良かった〜」 と思うことができました。

だから、あれから私はまだ一度もパニック発作にはなっていません。そうなると、やっぱり私は「パニック障害」は克服したんだなと思います。

とはいえ。

今回パニック発作が起こってしまったのは、疲れやストレスにより身体のSOSだと思っています。
正直仕事と学校の両立を結構無理してやっていたのですごく疲れていたしストレスもありました。
今回こうなってしまったことにより、「あ、私は無理したらだめなんだった」という改めて気付きになりました。

これからも無理せず、私らしくゆっくり生きていきたいなと思います。

パニック発作、パニック障害を英語でなんと言う?

  • パニック発作=Panic attack
  • パニック障害=Panic disorder

海外の病院でも、こう伝えれば十分伝わります。世界共通の病名・症状名です。

これを読んで、同じようにパニック障害やパニック発作を持っている方が「パニック発作は海外で起きても大丈夫」と思っていただけたら嬉しいです。

おわりに

はじめてオーストラリアでパニック発作を起こし、緊急病棟にかかったことをまとめました。

彼も私がパニック障害を持っていたことを知っていたのですごく冷静に対処してくれて本当に感謝しています。お互いにとって今回のことはすごくいい経験になりました。

万が一海外でパニックになってしまったら、無理せず病院にかかりましょうね。



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