医学の父ヒポクラテスは何をした?【アロマテラピー検定・歴史対策ノート】

ヒポクラテス…。アロマセラピーを勉強したら、まず最初に出てくる歴史上の人物ですよね。

「医学の父」「医学の祖」と呼ばれる、医学界の超有名人で小説などにもよく登場する”ヒポクラテス”は、一体どんな人物なのでしょうか?

目次

※アロマテラピー検定1級では必須暗記項目です!!

こんにちは、AEAJ認定アロマテラピーインストラクターのAyaka(@ayaka_minty)です。

ヒポクラテスの人物紹介の前に…、AEAJのアロマテラピー検定ではヒポクラテスは最重要人物でもあります。必ず暗記しておきましょう。

ヒポクラテスは、古代ギリシャ時代に呪術的な手法をさけ、病気を科学的にとらえ現代にも通じる医学の基礎を築いた人物です。

ヒポクラテス=医学の父=「ヒポクラテス全集」という3点だけは必ず頭に入れておきましょう。

◆ヒポクラテス(紀元前460〜377年)

出展:Wikipedia

ヒポクラテス(ヒッポクラテス、古代ギリシア語: Ἱπποκράτης、英語: Hippocrates , 紀元前460年ごろ – 紀元前370年ごろ)は古代ギリシア医者

エーゲ海に面したイオニア地方南端のコス島に生まれ、医学を学びギリシア各地を遍歴したと言い伝えられるが、その生涯について詳しいことは分かっていない。ヒポクラテスの名を冠した『ヒポクラテス全集』が今日まで伝わるが、その編纂はヒポクラテスの死後100年以上経ってからとされ、内容もヒポクラテス派(コス派)の他、ライバル関係であったクニドス派の著作や、ヒポクラテスの以後の著作も多く含まれると見られている。

ヒポクラテス(或いはヒポクラテス派)の最も重要な功績のひとつに、医学を原始的な迷信呪術から切り離し、臨床と観察を重んじる経験科学へと発展させたことが挙げられる。さらに医師の倫理性と客観性について『誓い』と題した文章が全集に収められ、現在でも『ヒポクラテスの誓い』として受け継がれている。 人生は短く、術のみちは長い“ο βιος βραχυς , η δε τεχνη μακρα” と言う有名な言葉もヒポクラテスのものとされており、これは「ars longa, vita brevis アルスロンガ、ウィータブレウィス」というラテン語表現で現代でも広く知られている。病気は4種類の体液の混合に変調が生じた時に起こるという四体液説を唱えた。また人間のおかれた環境(自然環境、政治的環境)が健康に及ぼす影響についても先駆的な著作をのこしている。

これらヒポクラテスの功績は古代ローマの医学者ガレノスを経て後の西洋医学に大きな影響を与えたことから、ヒポクラテスは「医学の父」、「医聖」、「疫学の祖」などと呼ばれる。

出展: Wikipedia

ヒポクラテスは紀元前5世紀にエーゲ海のコス島に生まれたギリシャの医師で、それまでの呪術的医療と異なり、健康・病気を自然の現象と考え、科学に基づく医学の基礎を作ったことで「医学の祖」と称されている。彼の弟子たちによって編纂された「ヒポクラテス全集」には当時の最高峰であるギリシャ医学の姿が書き残されている。その中で、医師の職業倫理について書かれた宣誓文が「ヒポクラテスの誓い」であり、世界中の西洋医学教育において現代に至るまで語り継がれている。

出展: 日本医師会

ヒポクラテスの名言

ヒポクラテス名言集

「満腹が原因の病気は空腹によって治る」

「汝の食事を薬とし、汝の薬を食事とせよ」

「食べ物が治せない病気は、医者でも治せない」

「人間がありのまま自然体で、自然の中で生活をすれば120歳まで生きられる」

「病人に食べさせると、病気を養うことになる。一方、食事を与えなければ、病気は早く治る」

「病気は、人間が自らの力を持って自然に治すものであり、医者はこれを手助けするにすぎない」

紀元前でここまで人の体や病気と向き合ったヒポクラテス…やっぱりすごいですよね。

何世紀もたった今でも、「医学の父」と語り継がれている彼の功績は、当時病気で苦しんだ人々を救ったに違いありません。

古代ギリシャ
出展: Wikipedia

「医師」という職業をつくったヒポクラテス

古代ギリシャでは病気の治療は呪術や祈祷で行われていました。

しかし、病気を科学的にとらえ、風邪にかかりにくくすることや何が健康にいいかはじめて語ったのがヒポクラテスでした。

現代に通ずる「医師」という職業を作り出すきっかけになったのがヒポクラテスだったのです。

今では医学は当たり前ですが、1から体の異変を科学的に証明したヒポクラテスのすごさ…もうおわかりいただけたでしょうか。

ヒポクラテスがアロマテラピーの歴史において重要な理由

ヒポクラテスは、はじめて治療に薬草を用いた

医学の世界でとても有名なヒポクラテスですが、アロマ業界でも一番最初に習う歴史上の人物ですよね。

それはなぜかというと、ヒポクラテスがはじめて薬草を治療に用いたことから来ています。

野菜や果物が健康にいいと言ったのも、ヒポクラテスが最初でした。

そんなわけで、アロマセラピーの歴史でも、必ず一番最初に習う人物というわけですね。

「医学の父」…それがヒポクラテス!

ヒポクラテスのすごさはわかっていただけましたか?

アロマテラピー検定では、必ず覚えたほうがいいヒポクラテスです。

私も最初は「ヒポクラテス…ヒポクラテス…」と名前をぶつぶつ唱えていましたが、古代ギリシャで大切なのはヒポクラテスと、もう一人のテオフラストスです。

アロマセラピーの歴史では、最後に”ス”がつく人物が多いです。

ごちゃごちゃにならないように、背景も理解して繰り返し覚えるのがポイントです。

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