植物学の祖・テオフラストスは何をした? 【アロマテラピー検定・歴史対策ノート】

テオフラストスは、古代ギリシャの哲学者です。アリストテレスの弟子で、「植物学の祖」と呼ばれています。一体どのような人物だったのでしょうか?

目次

※アロマテラピー検定1級では必須暗記項目です!!

AEAJのアロマテラピー検定ではテオフラストスはとても重要な人物です。必ず暗記しておきましょう。

テオフラストス=植物学の祖=『植物誌』という3点だけは必ず頭に入れておきましょう。

◆テオフラストス(紀元前373〜287年)

出展: Wikipedia

テオプラストス: Θεόφραστος, ラテン文字転記:Theophrastos, : Theophrastus、紀元前371年紀元前287年)は古代ギリシアレスボス島生まれの哲学者博物学者植物学者である。植物研究における先駆的な功績から「植物学の祖」と呼ばれる。アリストテレスの同僚、友人で、逍遙学派の主要人物の一人であった。アリストテレスの次に、リュケイオンの学頭を務めた。

透徹した批評眼と流麗な語り口、心優しい人柄で、学者や学生たち、アテナイ市民だけでなく、マケドニアピリッポス2世カッサンドロス王、エジプトのプトレマイオス1世らの尊敬を集めた。

出展: Wikipedia

テオフラストスは、紀元前372年頃、エーゲ海に浮かぶレスボス島で生まれました。若くして、ギリシアの代表的なポリス(都市国家)の一つであり学問がさかんなアテネに移り、有名な哲学者プラトンの創立した学園アカデメイアで学びました。その後は、やはり有名な学者であるアリストテレスの弟子となり、アリストテレスの創設した学園リュケイオンで彼とともに学問の研究に取り組みます。そして、前322年にアリストテレスがアテネを去り、まもなく死去すると、テオフラストスは彼の後継者としてリュケイオンの学園長となり、以後、研究と指導の両面において活躍しました。

出展: ハーブのミュージアム

『植物誌』

出展: Wikipedia

現在まで通ずる植物分類の基礎を築く

テオフラストスは植物を樹木、低木、亜低木、草に4分類しました。

植物をグループごとに分類するという、現在まで通じる分類法の基礎を築いたのです。

「植物学の祖」と呼ばれる理由も納得ですよね。

アロマセラピーやメディカルハーブに携わるのであれば、必ず覚えておきたい人物の一人です。

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